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将棋に浮気

暗い話題(?)が続いたのでちょっと明るい話を(^^)

秋休みにチェスからちょっと浮気して将棋大会に参加してみたクロマメ。

子供向けの大会ではないので全然勝てないかもと思いましたが、
3勝して初出場部門でみごと1位👏
林檎ワインのプチ杯と棋士のサイン入り扇子を持ち帰ってきました。

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いつもながらクロマメの賞品のセレクトには首を傾げることが。チェスの大会でも賞品は選べることが多いのですが、えっ!あっちにしないの?と言いたくなることが…。
わたしが功利的なだけ^^;??

私が基本を教えてあとはまんがを渡しておいただけですから、戦略的にはチェスの応用で勝負してるだけでしょう。ビギナーズラックというやつだろうとか、子供に花を持たせてくださったのかもとも思いますが、本人はその後もしばらく将棋づいていました。

気づいたのは、普段のチェスの大会(年代別)よりも落ち着いてたクロマメの様子。大人の中にいるほうが刺激が少ないからかもしれません。付き添いで行ったクロマメ妹もちゃっかりおじさまたちに指南していただいて、次回の大会への出場を期待されたりなど^^; 皆さんに可愛がっていただきました。

チェスはポピュラーでも、将棋はこちらではまだまだニッチな世界なので残念ながら近くに遊び相手が見つかりません。子供でなくていいので遊び相手がいればいいのですが。

チェスの方は始めた頃の情熱もやや冷め気味で、華々しい成果はしばらくあげていません。
できれば将棋とチェスを同時に伸ばせたらなどと思うけれど本当は良くないのかしら??
混同したり、どっちつかずになったりするのかなぁ?


# by kuromame-kun | 2018-11-10 17:47 | クロマメ流

英語の先生とのお話の内容

英語の先生と話したことを担任に電話で相談しました。
担任の授業ではとてもうまくいっているそうでホッとしました。

彼女からも他教科の先生に働きかけてくださることになりました。ただ、こちらは教員個人の専門職意識が高く、担任がコーディネートする面が少ないようなので、大きな期待はしないようにしています。そのご厚意に感謝するのみです。

英語の先生とのやり取りは、あとで思い出せるようここでさらっと振り返っておきます。

私「今日はお時間取って頂きありがとうございます。クロマメが授業の邪魔をすることが続いているそうで残念です。具体的にどのように邪魔をするのかお聞かせいただけますか」
先生(夫のほうを向いて)「電話でお話したはずですが……」

夫も気が弱い&底抜けにいい人なので、そこで私に説明しだしてしまう始末…。(もう聞いてるって!)いや先生、私はあなたの口から直接「あなたが」問題視している内容を聞くために来たのですよ。

先生「クロマメくんはいつも授業の最初に落ち着きがなく、そのせいで女子が大騒ぎして収集がつきません」

いや、収めてください。担任の先生は収められています。(←言いませんでしたけど。)
クラスにはクロマメの反応を面白がって挑発してくる女子たちがいます。担任はそれをよく知っているので、彼女たちがやたらと騒いでクロマメのせいにしても、ことの起こりまで戻ってフェアに判断し、そうした煽るような態度を取る女子たちを指導してくださっています。おかげで担任のいる前ではそうしたことはだいぶ減ってきました。

また、クロマメの小学校には体を動かすための休み時間があります。
英語はそのあとだからか、授業が始まって落ち着くまで時間がかかるようだとのこと。
だったら……、

私「クロマメだけ5分くらい先に休憩から切り上げさせることはできないのでしょうか?」
先生「それはできません」

クロマメの学校では休み時間に教室の鍵をしめて入れないようにしてしまいます。ひとり教室に残って本を読んで過ごすなどできません。ですが、担任の先生は自分の授業の後に休み時間がある場合、クロマメだけを教室に引き止め、時間差でひとりで落ち着いて上着を着て靴を履けるようにしてくださっているのを私たちは知っています。

先生「休み時間の様子も見るとすごいですよ。あっちを駆けずり回って、こっちに飛び乗って」「きっとそうしないといられないんでしょうけど」
私たち「……」

そのための休み時間ですし、体を動かすニーズがあるのは子供として健全なことではないですか。

先生「字は汚いし、発音はちゃんとできないし」
私たち「?」

それって授業の妨害になっていますか?
確かにクロマメの字はひどいです。日本語はまずまずですが、ドイツ語の筆記体などひどくて読めない。でもドイツ語は担任の忍耐強い指導でだいぶマシになってきています。

私「夫から既にお話しているかわかりませんが、クロマメには聴覚処理の問題があります。聞こえる音のフィルタリングができずにすべての音を拾ってしまうので、発音練習の時など難しさを覚えるかもしれません」
先生「邪魔になるような音はないはずです」

彼の耳では集団で授業を受けるだけでも相当神経が疲れるはずです。
常に先生の発音に集中が求められる英語授業はものすごく消耗するでしょう。

先生「もう学童に行くのをやめたのでしたら、午後に英語の復習を一緒にしたりできるんじゃないですか?」
私たち「……」

学童をやめさせたのには深い理由がありますし、学校で学んでこられないことを家でさせるためでなどありません。それに、家庭で復習すれば授業妨害がなくなるとでもいうのですか??

先生「私のことを厳しいという親御さんがいらっしゃいますが、私は厳しいのではなく態度がぶれないだけであって云々…」

いやいや、誰もあなたが厳しいなんて思ってもいませんよ。そう思われるのが不本意なのでしょうね。なんだか気の毒です…。

「授業の邪魔をするので家庭で話してください」というメモを書いてきたのは英語の先生です。ですから子供と話しました。「授業の邪魔をしてはいけないよ」と諭してそれでおしまいのわけがないので、対策も話し合って提案しました。その提案したフィードバックのシステムにたまにしか協力してくれず、ほぼ未記入で返してくる英語の先生。クロマメが悪いフィードバックを恐れて英語の時間ばかり書いてもらうのを「忘れる」のかと思っていたところ…、

クロマメ父「スマイリーが書かれてないことが多いのですが…」
先生「授業の間でもいい時と悪い時と波があって一概につけられないんですよ。そもそもこういうシステムは短期的にしか意味がないもので、ひとつひとつの授業ごとに長期的にやっても意味がない云々」

いい時のフィードバックというのは一度でもしていただきましたでしょうか?
スマイリーには協力せず、書くとなると「授業の邪魔ばかりして困ります」と具体性に欠ける一言だけです。悪い時だけ書くのではモチベーションアップになりようがありません。スマイリーに協力するつもりながないならないで最初に言っていただきたかった。

先生「そもそも子供がやりたいからと言う通りにするのはどうかと思います。お子さんと民主的に物事を決められたいと思ってらっしゃるのかもしれませんが云々」

スマイリーは確かにクロマメの発案です。どうしたら授業を頑張れるか家庭で話し合った時に自分から言い出し、私たちもいい案だと思ったので、先生に協力のお願いの手紙を書いて始めたものです。
ですが、私たちは子供に決定権を委ねたり、何事も子供と話し合って、などとは思っていません。ただ、私たちは経験から、クロマメが外から押し付けられたことには反発しても自分が言い出したことはやることを知っています。本人に責任感を持たせるのに良いですし、負けず嫌いの彼には効果的かも知れない、モチベーションアップにもつながるだろうと思ったのです。

クロマメ父「クロマメの担任の先生は信号システムを取り入れていて、これは家庭でも試したことがあるのですが、負けず嫌いのクロマメにはかなり効果的でした」
先生「あー、私あれ好きじゃないんですよ」
私たち「……」

なんだかお話にならない感じです。
# by kuromame-kun | 2018-11-07 21:52 | 学校のこと

成績はあきらめてもいい

先日英語の先生と話したことで、我が家のスタンスがかたまりました。
それは「小学校の成績はあきらめてもいい」ということです。

どこにエネルギーを注ぐべきかクロマメ父さんと話しました。

  • 小学校はあと半年もすれば卒業する。
  • 小学校の成績はよほど悪くない限りあまり進路に影響しない。
  • クロマメの成績は決して悪いわけではない。
  • 一部の授業で授業態度を問題視され、授業できちんと学んでこないだけ。
  • クロマメが大きくなるまで今の知的好奇心と意欲をできる限り損なわないようにするのが親としての責任。

であれば、クロマメができるだけ不安なく通学できるように本人をサポートし、無事に小学校を終えてもっと居心地のよい学校へ進めるように、その方向へエネルギーを割こう。学校で学ばせてもらえないことは、別のかたち、別のタイミング、別の方法で学べるようにセッティングしよう。ということです。

小4で小学校が終わり、小5から道が分かれます。
公立でも学区の縛りなどなく自由に選択できるため、選択肢も広く、迷います。
これから冬にかけて学校説明会が各校で開催され、子供と志望校を見学し、話し合って決める大事な時期です。

残る小学校生活のことは担任の先生にお任せできる範囲でお願いし、わたしたち親としてはクロマメの学ぶ意欲を損なわないよう、メンタルケアを第一に、今後のことを考えて動こうという話になりました。学校できちんと学ぶ機会が与えられないのは不本意なことですが、あと半年なのでそこにエネルギーを割くのはもったいない。

クロマメ母が感情で動きがちなのに対し、クロマメ父が冷静沈着・効率タイプなので、助かるところは助かります^^;

# by kuromame-kun | 2018-11-06 23:34 | 学校のこと

ダメだ……

久々の投稿なのにネガティブですが……、クロマメ、小学校も最終学年にきて限界か??

本日、英語の先生に時間を取ってもらって話をしました。
これまでクロマメが授業の邪魔をするというフィードバックが度々あり、クロマメ父さんが先生と電話で話したりしていましたが状況が改善されないため、私のほうから面談を希望して実現しました。

が、会ってなるほど。こんな感じではクロマメが緊張するのも、状況が悪化する一方なのもわかります。(意図的に一部クロマメも含めて3者面談の時間を取りましたが、その時のクロマメの様子といったら……)

一方的に先生が授業を進める上で困っていることを連ねるばかりで、クロマメにどういうニーズがあるのか探る姿勢や家庭での様子を伺う姿勢などは一切ありませんでした。ギフテッドの特徴のギも理解する態度はなし。なんだかの統計を持ち出してきて、通常なら10歳前後でこうした傾向があり云々。いやいや、クロマメは通常の物差しにはあてはまりませんから、となんど言いたかったことやら。そしてお決まりですが、兄妹の有無を尋ねられ、クロマメ妹もクロマメのようなのかという質問。彼女の授業がうまく行かないことを我が家のしつけのせいにしたいのでしょうか。担任の先生と同年代かと思いますが、ただのヒステリックな女性教員としか私には写りませんでした。

表面的には面談でひとつの対策は生まれましたが、それは先生が授業をスムーズに進めるための対策であって、クロマメが本当の学びを得る対策につながるとは思えません。私の中では失望ばかりです。
ドイツの公立小学校に対する疑問はこれまでも多々有りましたが、今回は心底がっかりです。

学校の体制に子供を強制的に合わせなくてはならないのでしょうか?
いや、違うでしょう。別にいいよ、小4で英語を学ぶ気にならなくたって!

# by kuromame-kun | 2018-11-02 02:33 | 学校のこと

友だちとの付き合いかたの変化

学校授業では不満を募らせているようでやや心配なクロマメですが、交友関係はめっきり安定してきました。安定してきただけでなく、「友達」の意味がだんだんとわかってきたように思います。

乳児の頃からひとり遊びが好きだったクロマメ。
延々とパズルをしたり、延々と線路を敷き詰めたり、一時帰国で訪れた旅館ではふすまを延々と開け閉めして眺めてました^^; パパママ遊んでというタイプではまったくなく、そういう意味ではひどく手がかかりませんでした。

幼児の頃は「誰と」よりも「何をして」遊ぶかのほうが断然大事で、遊び相手はいても継続的な友だち関係には至らなかったり、完全に自分のペースで遊ぶため一緒に遊んでくれる子も限られていました。

ボードゲームやカードゲームなど相手がいないとできない遊び方の面白さを覚えると、「遊び相手」を欲しているのがよくわかりました。それでも、仲良しの子ができても行動を共にしようとすることは少なく、その場その場にいる子を相手に遊ぼうという感じでした。なので、友達と公園に遊びに行っても、友人をほったらかしにして自分のやりたい遊びをやっている知らない子たちのところに混じろうとしたり…。知らないからといって臆することなくどんどん近づき、受け容れてもらえないのにしつこく入ろうとしたり、しつこくした挙句に仲間に入れてもらったりということをよくしてきました…。(彼のメゲなさにはある意味感心してしまいます^^;)

全体としてはこういう面もまだ色濃く残しているクロマメですが、このところ本当の意味での「友達」の理解が進んだのでしょうか、他の子との付き合いが変わってきたように思います。

現在は1番のお友達は○○くんだとよく言いますし、その「好き好き」表現が作文などあちこちにみられてちょっと行き過ぎに思うほど^^;。クラスでは大体決まった仲良しグループ4人で行動しているようで、放課後や休みの日に行き来することも頻繁になって、安心してお泊りもできるように。引越してご近所のメンバーが変わってからは交友関係も広げているし、1年生の時からずっとお誕生日会によんでもらえていなかったクラスメイトからもここに来て招待されました(^^)

授業や行事などではハラハラすることもありますが、それだけが学校生活ではありませんし、親としては友達関係がうまくいっているのがなによりも嬉しいです。そして、どこかが急成長している時にどこか(今は授業態度?)がひどく不調になるというのも経験上よくあること。なぜだかわかりませんけども…。


# by kuromame-kun | 2018-06-06 07:00 | クロマメ流

ドイツで暮らすクロマメくん一家の日々のあれこれ。


by kuromame-kun