<   2017年 06月 ( 4 )   > この月の画像一覧

クロマメのいない4連休

昨日までの4連休、クロマメは3泊4日のチェス合宿へ出かけていました。

大会ではなく地元のチェスクラブの合宿だったので不安なく送り出せましたが、8歳でこんなに簡単に親離れできるものなんだろうか、とクロマメを見ているとつくづく思います。興味があることなら身内や仲の良い友だちがいなかろうが、ためらうことなく出かけていく。すごいな―。自分自身がとても引っ込み思案だったので、この点、本当に感心します(^^)

合宿の間はみんなで買い物に出かけて自炊してたとのこと。料理当番もあって、クロマメは他の3人の子供たちとチリコンカンを作った(缶詰をあけたり、玉ねぎの皮をむいた^_^;)んだと得意そうに話してくれました。唯一の心配だったお漏らしのほうは2回ほどあった(>_<)ようですが、自分で後始末できたよう。なのでよしとしよう。

このところはクロマメの対人関係がとてもうまく行っていて、私たちも余計な心配をしないで済みます(^^)

d0355302_18534458.jpg

クロマメが不在の4日間、私たちもフル活用してましたよん。

他の街に住む友人が子供を連れて遊びにきてくれたり、娘を預けてIKEAに家具を買いに行ったり、娘の親友がお泊りに来たり、娘の友達ファミリーを招いてブランチもしました(^^)

そしていちご狩り!
クロマメはなんといちごが嫌いなのでこれまで家族で行ったことがありませんでした。
それに対してクロマメ妹は大のいちご好き。友達ファミリーとサイクリングがてら郊外のいちご農家まで出かけてきました。先月よりも甘みが強く、今回はだいぶ食べました〜(*^_^*)

ここで湧き出るドイツのいちご狩りへの疑問。
摘んで持ち帰る分だけ計って払うシステムで、食べた分には課金されないのです。入園料もないので、家族で食べて食べて食べまくって、ひとかご持ち帰ってたったの3ユーロ! えぇ〜??いいの?? スーパーでひとパック買うよりずっと安いじゃないか^^;

そして、クロマメが帰ってきて再確認したのは、いないと家の中が静かだったなーということ^^; (特に食事時にふたり揃うと、もめてうるさくて仕方がない・・・)
日頃あまり主役になれないクロマメ妹にとっても、ストレスフリーな4日間だったと思います(*^_^*)。



[PR]
by kuromame-kun | 2017-06-19 22:38 | 今日のクロマメくん | Comments(2)

ドイツのギフテッド支援

ドイツでは教育は州の管轄事項であるため、「ドイツの学校でのギフテッド支援はこうだ」と一口にいうことはできず、地域によって異なります。今の地に根づくかどうか定かでないクロマメファミリーですから、もちろん他の州の事情も知っておきたいところです。

ドイツのどの州でどのようなギフテッド支援をしているかについては、Karg-Stiftungという財団がまとめたもの(※ドイツ語のみ)がとてもわかりやすい。

幼児教育から高等教育まで(それぞれの移行期も含めて)のギフテッド支援や、教員研修や公的な支援について、州ごとに一覧表になっています。


「ギフテッド支援が州の学校法に規定されているかどうか」

「幼稚園でギフテッド支援を行っているか」

「教員研修に組み込まれているか」

「スクールカウンセラーが対応しているか」

「公的な相談機関があるか」


といった項目があってなかなか興味深いです。


うちの市についてはあまり期待できないことがだいぶわかってきました(T_T)。我が州にはギフテッド支援のモデル校認定制度のようなものがありますが、うちの市には認定校自体も少なく、重点を入れている分野もクロマメの興味とは違く、残念・・・。ギフテッドに特化した学校に入れる必要性があるのか、それ自体まだわからないですけどね。


たとえばバイエルン州にはギフテッドクラスのあるギムナジウムが8校もあるらしいし、なんとギフテッドに特化した公立のギムナジウムなんてのもある州まで!

なるほど〜。あるところには色々ありそうです。


この調査、時間のある時にじっくりみたいと思っています(^^)


一応、国としてのギフテッド支援の考え方については連邦教育研究省がまとめたパンフレットが出ています。(無料配布、こちらからダウンロード可)

120ページもあって、ひえ〜という感じですが(>_<)、ギフテッドとは…というとこから始まって、なぜ支援が必要なのか、親として何ができるのか、教師や保育者は何ができるのか、といったことが書いてあるので、下手に(ドイツ)一般に出回っているギフテッド本を読むより誤解がないかもしれません。付録ではお勧めの書籍も紹介されているので最初の1冊としてお勧めです。(って、ドイツ事情の必要な方がどれだけいらっしゃるのか・・・^^;)





[PR]
by kuromame-kun | 2017-06-14 05:27 | ドイツのギフテッド事情 | Comments(0)

小学校選びを振り返る

学校側の支援のことを考えていて、なんだかんだ小学校ももう半分が過ぎるんだと気づきました。この地域の小学校は4年制なので、あと1ヶ月もして夏休みが来たらもう3年生!後半にさしかかります。

小学校の対処改善にエネルギーを費やすよりも、次に進む学校のことを考えるべきだと気づきました。2年前には小学校選びで悩んでいたのに、もうそんな時期が・・・。あの頃をちょっと振り返ってみたいと思います。

現在クロマメは地元の公立に通っています。もともと公立あがりのクロマメとうさんかあさんですから当然のように公立にと思っていたのですが、クロマメが5歳の頃にユニークな私立の話を聞きました。

  • 小中高を統合したような総合学校(Gesamtschule)で、3学年が1つのグループを形成するスタイル。
  • 教科の枠組みはなく、各自が興味を持ったことを追求できるように促すのが教師の役割。(例えば、算数好きな子は毎日算数ばかりやっていてよい。)
  • 障害を抱える子を積極的に受け入れている。
  • 高学年になるまで成績はつけない。
  • 保護者によるNPOが運営母体で、親の業務参加(給食当番やお掃除、設備のメンテなど学校経営に関するありとあらゆること)が義務付けられている。

説明会に参加したクロマメかあさんは感銘を受けました!もしこの学校のコンセプトがうまく機能するなら理想の教育環境に思えました。他にも可能性のひとつとしてモンテッソーリやシュタイナーの小学校も見学しましたが、断然この学校にピンと来るものがありました。

ネックは、学費と通学距離、親の関与。アビトゥーア(大学入学資格)を得るためには最終年に他のギムナジウムに編入する必要もあります。
そして募集枠が少ないため、この年に入れる男の子は1、2人だけ(!)のようでした。

クロマメにこの学校が合っているかについては、園からも発達相談の人からも賛否両論ありました。

○ 3学年が一緒に学ぶ → もともと異年齢の子と遊ぶことが多い
○ 興味を追求できる → かなり偏るだろうけど
○ 小規模 → 目が行き届きやすい
○ 個が尊重される

× 全体的に「縛り」が少ない → 一定の枠組みがないと持て余すことがある
× 成績がつかない → 負けず嫌いなので評価がはっきりしていたほうが合っているのでは
× 近所の子があまりいない 
× 小規模 → 気の合う友だちが見つけにくい?

まぁ、アプライするだけしてみようということで、応募してみました。
選考方法は「親の面接」のみ。親が運営する学校ですから親で選ばれます。選考にあたるのももちろん親。これは幼稚園で経験していましたから抵抗はありませんでした。ひとつ迷ったのは、クロマメの特性をどの程度話したらいいのかということ。迷いましたが、応募書類の「子供に特別に配慮すべき点があるかどうか」の欄に△を書き、あとは面接で直接話すことにしました。

この学校を駆け込み寺のように考えて問題行動の多い子を送り込まれるケースがままあるということで、特に男の子の受け入れには慎重でした。私たちはクロマメの園での様子や、彼の興味を伸ばせる環境だとは思うけれど枠組みが少ないことについての不安などを正直に話しました。ギフテッドについては診断がまだ下りていなかったため、もちろん何も言及しませんでした。

すると、後日学校の先生から一度園での様子を見てみたいとの電話が入りました。子供は選考に影響しないと聞いていたので意外でしたが、わざわざ連絡をくれたということは検討してくれているということなので、嬉しい知らせでした。結局、いらした先生はクロマメの様子を見るでもなく、保育士に園での様子を確認しただけで帰って行きました。後日、受け容れ不可という通知が来たのですが、クロマメにはやはりある程度の枠組みや規律が必要だとの判断されてのことだろうと解釈しました。(それとも実は単に先生の印象??)

そして今振り返ってみて、「ある程度の枠組みや規律が必要」という点においてはホントに公立で正解だったと思っています。

ただ、「あの時点でギフテッドの診断が下りていたらあの私立はどう判断したのだろう」という興味は残っていますし、公立の名ばかりのギフテッド支援を考えると「小学校生活の後半戦が順調に進むか・・・、乞うご期待!」といったところです。



[PR]
by kuromame-kun | 2017-06-09 01:51 | クロマメ流 | Comments(2)

「疲れることができない」のか?

クロマメの心理療法士さんとは4週に一度お話しています。
クロマメの様子にも波があるので、雑談的な会話のときもあれば、濃密な内容のときもあります。

ここのところのキーワードのひとつは、「クロマメは疲れることができない」ということ。
疲れないのではなく、疲れることが"できない"。

彼の頭は常に高速で動いていて、それで頭が忙しいだけでなく体まで忙しくなってしまう。それは傍でみてればよくわかります。

頭がのんびりとリラックスすることが、1日の中でほとんどないということなのでしょう。
それって想像してみると・・・、ものすごーく疲れますよね。
だからある意味チェスや将棋など、何かに絞って頭を使えている時がリラックスできる状況なのだと思います。

心理療法士さんは遊戯療法というアプローチでクロマメを見ているので、毎週1度50分間、クロマメと遊びます。カードゲームやボードゲーム、何で遊ぶかは基本的に本人が選ぶ。

そのなかで「疲れることが"できない"」というキーワードを引き出して問題提起してきました。ただえさえ雲をつかむかのような心理療法、正直なところセラピーが役に立っている感触が得られずにもどかしさを感じることもあります。ただ、集団生活を控えてみるというのも振り返ってみれば彼女のアイディアでしたし、第3者が私たち家族の状況を定期的に見守っているということだけでも、実は大きな助けになっているのかもしれない。

クロマメに限らず、うちの子たちはものすごくエネルギーレベルが高く、たまにママ友さんから「一体何を食べさせてるの?」なんて聞かれたりします^^;。大概ポジティブな意味合いからなんですけど、彼らのものすごいバイタリティーは私たち親にとっては大きな負担であり、苦労の種でもあります(>_<)。エネルギー発散のアクティビティが課題となる夕方や週末。まさに親からエネルギーを吸い取っていますね、うちの子たちは・・・。

まぁ、「幼児期には元気に外遊び」というのが私たちの理想でもあったわけですから、実に親孝行なわけですけど、ははは^^;。

「疲れることができない。」
このキーワードがその後もずっと気になっています。

負けず嫌いだからなぁ、疲れる=弱音をはくことだと思っているのかしらん??



[PR]
by kuromame-kun | 2017-06-07 05:50 | クロマメ対策 | Comments(0)

ドイツで暮らすクロマメくん一家の日々のあれこれ。


by kuromame-kun
プロフィールを見る